TDC、Sydney FestivalにROE VisualのLED技術を提供

オーストラリアで最もエキサイティングな祭典のひとつであるSydney Festivalは、この夏、2023年1月5日から29日まで、さまざまなアーティストの作品を前代未聞の形で披露し、人々の情熱に火を付けました。TDCは、テクニカルソリューションプロバイダーおよびスポンサーとして、ROE VisualのLED技術に注目し、この卓越した都市全体の文化と創造性の祭典にクリエイティブなパフォーマンスをサポートしました。

TDCは、イベントやエンターテインメント業界向けに映像技術や制作を供給するリーディングカンパニーとして、お客様のビジネスゴールを達成するためのクリエイティブなソリューションを提供しています。シドニーとメルボルンに専門チームを持ち、テレビや映画、演劇、芸術、企業コミュニケーション、バーチャルプロダクション、ライブイベント向けの幅広いビデオ機器在庫を有しています。

今回、チームはBarcoのG62-W11レーザープロジェクターとROE VisualのBlack Quartz BQ4.6 LEDパネルを持参し、フェスティバルのハイライトに登場しました。「2023年に再びSydney Festivalのパートナーとして参加でき、とても嬉しく思っています」とTDCテクニカルプロジェクトマネージャーのChris Fitzgeraldは述べています。「また、最新のプロジェクションマッピング技術やLED技術を駆使して、世界中の一流アーティストとコラボレーションするユニークな機会にもなりました。私たちはこのプロジェクトに参加できたことを誇りに思っており、観客がこの素晴らしい体験にどのような反応を示すのかを楽しみにしています。」

オーストラリアの作曲家Mary Finstererと台本作家Tom Wrightによる神話的な新作オペラ『Antarctica』では、素晴らしい未来的なデジタルセットを使用しました。その背景となったLEDウォールは、TDCが指定・供給・設置した12m×9mのROE BQ4 Black Quartzで構成されています。セットピースとして、またアニメーションディスプレイとして意図的に使用されたこの堅牢なLEDスクリーンは、パフォーマンスと完璧に融合し、素晴らしいビジュアルを実現しました。

「『Antarctica』は、オランダで行われた初演のインスタレーションを応用した、幻想的な没入体験ができる作品です。スクリーンは足場の前に設置され、カットアウトを通してセットの要素がステージに浮かび上がります。スクリーンはカットアウトに完璧に対応しなければならないだけでなく、足場とスクリーンを物理的につなぐものは何もないというのがデザインの条件でした。私たちは、このサイズと重量のスクリーンとしては最も強く頑丈な新しいROE BQ4.6を使用して設計することを選択しました。LEDパネル自体に垂直ブレースが内蔵されるため、構造的な完全性が確保され、パフォーマーと観客の安全を保つことができました。」と、TDCのテクニカルプロジェクトマネージャーであるFrancis Smithはコメントしています。

製品： BQ4.6
詳しくはこちら： TDC Celebrates Summer at Sydney Festival
撮影：Wendell Teodoro